前回までの話
組が消滅し便利屋を始めた剣次は借金の取り立てに出向き、留守宅に催促の張り紙をした。ところがその文字が朱文字で添削されてしまい、腹をたてた剣次は文句つけられない字を書いてやろうと決意。添削代を要求されたり、手を骨折したりしながらもナメられたままじゃ終われないとズルズルと続けるが、最近では張り紙にイタズラを始めた近所の子供達の餌食となる始末。随所で自慢の字を披露し始めたが毎度欠点を指摘される日々が続く。



前回の一音動詞に続いて今回は2音節…
…と動詞を音節でまとめていこうと思ったんですが、あまりにも多いので用途別に変更。
まず今回は頭や心で思う、感じる、内面の動詞から
便宜上 認知、意思、感情の三系統に分けましたが微妙なものも多いので、そこは特に意識しないでください。
「想」「感」「看」のつく動詞は多いので、まとめて切り出しました。
類語が多くて和訳が同じになってしまっているんですが、細かい用途の違いはわからないのでご容赦願います。
境目が二重になっているのは離合詞、動詞と目的語の組み合わせになってるやつで動詞に補語がついたり、目的語に数量がついたりして間に何かが入るやつ。
だから「想通」は書かなかったけど、離合詞ってことになるよね。
看は実際に目で見るという動作でも使われる
内面とは言えないけど動作の看も一緒に覚えておこう
動作のほうは離合詞ばっかりだね
気がつかないだと没注意到
以为は思っていたけど実際は違ったというニュアンスで使われるらしく、断定的に~だと思うという時は认为を使う。とラジオのステップアップ中国語講座で言っておりました。
高兴は形容詞のうれしいで使われる事が多いけど動詞もある。
迷惑は戸惑う、日本語とは意味が違うから注意。なのでサブタイトルにしました。
以上内面の動詞でした。まだまだ類語はたくさんあるけど今回はこの辺で。
次からは外面、所作の伴う動詞の予定です。
実際には動詞が重なったり、補語がくっついたり、目的語がついたりと複音節で使われる事の多い動詞。
辞書を見ても一音じゃ使われない単用不可の表示が目につく
一音単体と複合語の成分で使われる場合とでは意味が違うものが多いのですが、両方記載するとややこしいので、ここでは単用される時の意味のみに限定します。
実用的な複音動詞は次回にして、まずはその成分である単体の意味と発音を覚えておきましょう。特に発音を覚えると辞書を引くのがすごく楽になるので、学習効率が上がる。声調も一文字段階で覚えておくと今後楽。日本と共通の熟語が多いのでそのまま中国語で言えれば超カタコトだけど通じるかもしれん。
じゃ、まず12p×45=540字 一気に
打は用途めちゃくちゃ多いんで目的語を含んだ複音節で覚えたほうがいい。
サブタイトルはここから 煮は水で炊く時使う 料理関係の字はもっとあると思う。
一つの字なのにいくつも意味があってややこしい 書ききれないので、これでも結構省略してて実際はもっと多い。
さらにややこしいのは発音や声調が複数あって、それによって意味の変わる字。ほとんどは2種ぐらいだけど3つ4つのもある。辞書で拾ってみます。上記した字と重複するのもあり
laoの声調抜けてた。第4声(下がる) 落は全部第4声。
最後に助動詞も
ほとんど動詞でも使われるので、どっちなのか混乱するところ
これでもまだ一部ですが600字ほどもあると、間違いがないとは言い切れないので決して鵜呑みにしないでください。間違いは発見次第修正いたします。
結構大変なことになってきたぞ 物価上がって こんなことやってる場合じゃないのに…動詞はまだまだ続きます。