筆ペン練習2〜年賀状を書こう

年賀用語句

時節柄、年賀状用の語句をサンプル集や印刷の年賀状を参考に書いてみました。

筆ペンですので、ちゃんと真似できてませんし、上げてみたら少し曲がってた。

年賀状筆ペン文字

 

年賀状用 筆ペン文字

文字数の少ない漢字だとボロが出にくい。

「新」の横画は左に出すぎだけど、このくらいのほうが全体のバランス取り易い。

年賀状筆ペン文字

実はこれが一番難しかった。まっすぐで大きさが均一だから誤魔化せない。

まだ、かなは上手く書けない。

「めでとう」は、連綿線の太さをコントロールしづらくて苦戦。

年賀状筆ペン文字

硬いね。 印刷みたい これは書かないかな

年賀状筆ペン文字

これくらいだと、ごまかし効く。

添える常套句

年賀状筆ペン文字

このくらいでかけりゃ楽なんですが、ハガキだと小さいんで…

じゃ とりあえず年賀状書いてみましょう。

 

年賀状用 筆ペン文字

年賀状用 筆ペン文字

「迎」がちょっとおかしい。「初春・・・」はいい感じかなと?

はい以上 年賀状でした。

書こうとか言いながら自分じゃほとんど書かないですけどね。

追加

実際に年賀状書いてみました。

インクジェット紙です。速乾なので書きやすいが、掠れは出にくい。

イラスト付き。

年賀状 筆ペン イラスト

縦の添え書きは行間空きすぎた。

横書きは上手くいかない、筆ペンでどう書くか 今後の課題。

 

字ちっちゃッ 老眼殺しハガキ地獄

ペン字で最も実用性がありそうな手紙文なんですが
よくよく考えると今まで5段検定のハガキ課題と
和田康子先生手本執筆の「くらしのつづけ字講座」の課題を書いただけでした。

なので今回はハガキの検定課題を中心にまとめてやってみました。

何と言っても一番厄介なのは字の小ささです。

1ミリのずれでも形崩れますからね。

常用フレーズを復習。

まずは和田手本のキチッとした字で締めときます。

続け字 ペン字

検定過去問 NHK学園

5段を目指す人の課題です。

過去記事をご覧いただければわかりますように
現在の検定問題だとハガキに7、8行が目安です。

ところが、よく見ると昔はエラいことになってました。

ペン字 はがき挨拶状

ペン字 はがき挨拶状

今の検定はこのぐらいの感じです。上の9行でも字が小さい気がします。

でも昔の課題はこんなもんじゃない。

ペン字 はがき挨拶状

ペン字 はがき挨拶状

ほぼ10行以上です。 まだまだ増えます。

ペン字 はがき挨拶状

ペン字 はがき挨拶状

さあ 来るぞ 来るぞ 老眼殺し。

ペン字 はがき挨拶状

ペン字 はがき挨拶状

キタ〜〜〜〜〜〜〜ッ  マジかよ〜〜〜〜 14行

書き損じたけど、もう一枚書く気力無し。

字数多いのに何故か平仮名多用で漢字にした「中」も平仮名になってた。

これ見ると随分 甘くなったよねえ NHK学園書道・ペン字検定。

思えば昔は隔月実施の検定で毎回課題が変わってました。(今は固定)

結果出てからだと1と月しか練習期間がなく段位になると
死屍累々、昇段失敗の山を築いてました。

年一回、東京本校でのみ実施の師範試験で
地方から上京された90代の受験者が落とされたのを知り
そのガチぶりに青ざめたものです。

硬筆書写技能検定 2級 はがき通信文

こっちは時間制限があって、初見で早く書かねばならないので
文字数も少なく、模範例でも線が走ってます。

ペン字 はがき通信文

線が走ってて、真似できてませんが手本はもっと走って崩されてます。

線が飛んだ所がありますが、「お」はもちろん、点があります。

このくらいの感じで過去問やってみます。

ペン字 はがき通信文

楽〜〜〜〜 NHKの方やった後だと書きやすう〜〜〜〜〜っ

高地トレーニングしてきた後みたい。

字数多いのも練習としては意味あるかも。

いろいろ真似て書いてみる。

ペン字 はがき通信文

これは公文の書写教室の折り込みチラシに載ってた手本の一部。

左4行、字が大きくなって、左と下に隙間がなくなった。

これも線が走り気味で、これが手本なら公文も結構難しいよね。

ペン字 はがき通信文

これは、お馴染み?何故かクセになる上條信山先生の手本。

例によって真似しきれません。

ペン字 はがき通信文

山下静雨先生手本、下の田中鳴舟先生手本と本当によく似た字。

ペン字 はがき通信文

最後は和田先生で締めましょう。

 

ペン字 はがき通信文

楷書も。

ペン字 はがき通信文

うわー ひでえ 2行以上の縦の楷書文は初めて書いたかも。

レイアウト ガッタガタ。

楷書はごまかしきかないんで練習してから書かないとダメだわ。

見るだけでも疲れたでしょ? やっと終わりです。

使用ボールペンはSARASAの0.3 と0.4 uni-ballSigNoRT1の0.38
最後の2枚はuni-ballSigNoRT1 0.5 

五段への道 5.恒例?一回目の失敗。

まずは予想どおり昇段失敗。

楷書横書き 夏目漱石「草枕」

夏目漱石「草枕」ペン字

uniball Signo RT1  0.5

個々の字を見ると修正すべき所だらけで
わかってんだけど書けない。

 

お礼状 書体自由

ペン字 お礼状

SALASA CLIP 0.4

まだまだ連綿も不慣れで何とか一所懸命書いてます・・・って感じです。
急には変わらない。

 

漢詩七言絶句「山行」杜牧 書体自由

ペン字 漢詩 山行

uniball Signo RT1  0.5

ちょっと窮屈やったね 行間をもう少し開けようかと思います。

横線の角度が不揃いで並びもガタガタ。

こう見ると創作姿勢が今回かなり甘かった。

ま でもこの3つはブラッシュアップで何とかなると思うんですが

問題はやっぱり短歌。

短歌 行書 北原白秋

ペン字 短歌 北原白秋

pilot   ペン字練習用万年筆

結局4行で行っちゃったんだけどね。

平板。 4行が同じ調子なんでメリハリがない。
そもそも情感の希薄な字なんでね。

やっぱり2行にすっかな

昇段した人は今回も2行でした。
奇をてらわず普通に書かれてたように思いますが
自分の場合 普通に書くと行書文と変わらないんッスよね。

今回も3人5段昇段者が出てました。

で 合格レベルがどのくらいか見えてきた。

正直 ちょっと厳しいぞ
とくに仮名は書き方のバリエーションが必要。
高野切の臨書とかやってみようかと思ってます。

五段への道 3.葉書 お礼状

実用課題 ハガキお礼状

ペン字お礼葉書

ざっとA4に書いて見ました。

印刷のままの字の並びです。

A4ならいいんですけどねえ

これを葉書サイズに収めなきゃなんない。

7行と8行でやってみます。

基本的に行頭、行末を揃えろとのことなので
手紙の書式マナーだともう少し改行をするんでしょうが
続けて書いていきます。

ペン字 お礼葉書

ボールペン 右 SARASA CLIP 0.4      左 jetstream 0.7

7行かな

一行目が基準の字数になると思うんですけど
五行目の「いただきます」が切りがいいんで、途中1、2字ずらしても
ここで切りたい。

となると残りの字数で3行にすると下が空きすぎるので7行にします。

ちょっと字が小さいかなあ 見栄えが悪いかなあという不安もありますが
(合格者作品では8行になってた)まずは7行でいきます。

ハガキ下敷き

下敷き(ちょっと歪んだ)

7行なんで4行目を中心線にして両端へ13mm間隔で3本ずつ引く。
12mmでやったらスペース余り過ぎたので13mmで。

検定はコピー紙なので透けるけどハガキに書く時は
枠からはみ出した線を目安に利用。

ハガキお礼状

で、こんな感じ

それでも曲がるなあ、意外と線に頼ると逆に曲がるかも・・・

書き出し位置のアタリ程度にしておいたほうがいいかも知れない。

 

とにかく この後の短歌の課題が厄介なんで
1、2、3の課題三つは時間かけずにクリアしたい ・・・けど甘いだろうなあ