ペン字で最も実用性がありそうな手紙文なんですが
よくよく考えると今まで5段検定のハガキ課題と
和田康子先生手本執筆の「くらしのつづけ字講座」の課題を書いただけでした。
なので今回はハガキの検定課題を中心にまとめてやってみました。
何と言っても一番厄介なのは字の小ささです。
1ミリのずれでも形崩れますからね。
常用フレーズを復習。
まずは和田手本のキチッとした字で締めときます。
検定過去問 NHK学園
5段を目指す人の課題です。
過去記事をご覧いただければわかりますように
現在の検定問題だとハガキに7、8行が目安です。
ところが、よく見ると昔はエラいことになってました。
今の検定はこのぐらいの感じです。上の9行でも字が小さい気がします。
でも昔の課題はこんなもんじゃない。
ほぼ10行以上です。 まだまだ増えます。
さあ 来るぞ 来るぞ 老眼殺し。
キタ〜〜〜〜〜〜〜ッ マジかよ〜〜〜〜 14行
書き損じたけど、もう一枚書く気力無し。
字数多いのに何故か平仮名多用で漢字にした「中」も平仮名になってた。
これ見ると随分 甘くなったよねえ NHK学園書道・ペン字検定。
思えば昔は隔月実施の検定で毎回課題が変わってました。(今は固定)
結果出てからだと1と月しか練習期間がなく段位になると
死屍累々、昇段失敗の山を築いてました。
年一回、東京本校でのみ実施の師範試験で
地方から上京された90代の受験者が落とされたのを知り
そのガチぶりに青ざめたものです。
硬筆書写技能検定 2級 はがき通信文
こっちは時間制限があって、初見で早く書かねばならないので
文字数も少なく、模範例でも線が走ってます。
線が走ってて、真似できてませんが手本はもっと走って崩されてます。
線が飛んだ所がありますが、「お」はもちろん、点があります。
このくらいの感じで過去問やってみます。
楽〜〜〜〜 NHKの方やった後だと書きやすう〜〜〜〜〜っ
高地トレーニングしてきた後みたい。
字数多いのも練習としては意味あるかも。
いろいろ真似て書いてみる。
これは公文の書写教室の折り込みチラシに載ってた手本の一部。
左4行、字が大きくなって、左と下に隙間がなくなった。
これも線が走り気味で、これが手本なら公文も結構難しいよね。
これは、お馴染み?何故かクセになる上條信山先生の手本。
例によって真似しきれません。
山下静雨先生手本、下の田中鳴舟先生手本と本当によく似た字。
最後は和田先生で締めましょう。
楷書も。
うわー ひでえ 2行以上の縦の楷書文は初めて書いたかも。
レイアウト ガッタガタ。
楷書はごまかしきかないんで練習してから書かないとダメだわ。
見るだけでも疲れたでしょ? やっと終わりです。
使用ボールペンはSARASAの0.3 と0.4 uni-ballSigNoRT1の0.38
最後の2枚はuni-ballSigNoRT1 0.5