そもそも書道の臨書学習で書く漢字の古典は中国語。
発音から入ると母音が40近くあって有気音、無気音に4つの声調、同音異字が多数と難度が高いけど、文字から入れば使われている漢字の意味は大きく違わず分かり易く面白い。
一見難しく感じるのは馴染みのない簡体字のせいで、それが分かると見覚えのある単語が並ぶ文章に一気にハードルが下がるのを感じるはず。Twitterやコメント程度の文なら何となく意味がわかる。
ならば二兎を追おうというわけで、中国語を書くシリーズを始めます。
まずは簡体字を日本人にとって分かり易いように分別し対照表化。
やってみると結構大変なので二回に分けました。
魚偏、食偏、金偏のように見たら想像つくものは省略。
抜け落ちてるものも結構あると思いますが、あくまでも中国語を使ったペン字学習のものであることはお断りしておきます。
日本の字から見て省略したように見える字を省略型としました。
色のついてる方が簡体字。

「里」は日本と同じように里として使われるのもある。

「豊」は分かり易いように旧字体にしました。
続いて単体だけじゃなく、部首や文字の一部としても使われる字を部首型とします。


同じ形でも複数の親字がある部首型を部首複合型として分けます。



分類できないその他は丸覚え型として後編で。
