中国語の勉強を始めて思うのは、こんなに同じ言葉が多いの?って事。
日清戦争後、中国からの留学生によって逆輸入された日本語も多いようで、こんなものまで共通?って驚く。
生活に密着した言葉は従来からの中国独自のものが目立ちますが、社会や経済、政治など近代的な用語は共通のものが多いですね。
その一部を書いてみました。
まずは簡体字で表記されて、見た目は日本語とは別に見えるもの。
簡体字を読む練習にもなるので復習のつもりで読んでみてください。
左上から右へ
親切、権利、任務、時間
歴史、電話、公園、認識
機会、開始、芸術、太陽
交際、季節、過去、発車
雑誌、運動、夫婦、関係
広告、掃除、産業、環境
経験、銀行、風景、様子
観光、優秀、進歩、練習
过去(過去)は行くという意味の動詞で見る機会の方が多いし、认识(認識)は知ってるという動詞で使われる事の方が多いでしょう。
中国語で動詞や形容詞として使われている言葉も日本語では熟語になると名詞化してしまう上、電話機も電話で通っちゃうなど日本語はあいまい。
さらに漢字しかない中国語は一文字が表す意味が幅広く、単語も複数の意味を持つものが多い。
だから共通とは言ったものの実際はニュアンスの違いが存在して、翻訳アプリでも別の言葉が表示されたりする。
意味まできっちり一致しているわけじゃないってことを理解しておいてください。
奪取、消滅、訂正、態度
長寿、豊富、評価、農業
沈黙、階級、後悔、鉛筆
決戦、絶望、保護、傑出
軍隊、審査、範囲、啓発
賄賂、誤解、影響、憲法
推薦、地獄、週末、観衆
陳列、連続、基礎、服従
習慣、譲歩、討論、偉大
欠点、報道、準備、故郷
結婚、離婚、競争、危険
楽器、加熱、皮膚、倉庫
治療、衛生、録音、適用
収穫、直線、技術、復興
種類、伝記、補給、職業
厳格、停車、攻撃、選択
習慣は慣れるという動詞で見ることが多いと思う。
神経、神聖、無恥、確実
積極、翻訳、災害、会議
願望、常識、謙遜、操縦
懸念、創造、窓口、弁護
鑑賞、風刺、感謝、犠牲
歓迎、動物園、殺虫剤
講座、図書館、乗務員
転換、化粧品、理髪店
追記
金偏や食偏の書き方で二画めを右下がりの山かんむり型に書いたのですが、二画めは横画のようです。
参考にした中国人の先生の書き癖かと思ってたのですが、活字のフォントでも横画になってるので、そっちが正しいと思います。
続いて日本語と同じ字形の単語
ここは行書で
厳密に言うと「望」は上で見たように「月」の縦画が中国語は曲がってない。日本語のフォントは曲線に。書き文字でも曲げて書いてるよね (時々テレビのテロップ字で中国語型になってるフォントを見かけるけど) 行書だと中国語でも曲げて書いてるようなので、これは一緒にしておきます。
家庭は中国語だと家族のニュアンス。
家族を指す言葉はいろいろあって、家庭は基本的に親と子で、一緒に住む親族等は含まないという記述を見た事があるけど確かなことはわからない。
これらはほんの一部 俄然中国語が身近になったでしょう?
これを機会についでに始めてみませんか?