ペン字を学んで無くても字の上手い人は多いですが、この人はちゃんと勉強してるなと見分けるポイントになるのが、カンムリの書き方だと思ってんですよ。
実用字のカンムリは左を開く。
明朝体でもそうなってますし、今更なにをと思うかもしれませんが
意外とこう書いてる人多いです。↓
「家」はちょっと開き気味に書いてしまいましたが、下パーツを挟むようにしめちゃうんですよ。かくいう私も「栄」はペン字始めるまで、ずっとこう書いてました。
そもそも「栄」がカンムリに「木」で出来てるという認識がなかった。中央部は横長の四角だと思ってた。
毛筆では、特に古典ではこう書くこともありますからね。
でもペン字の手本でこんな風に書いてるのは(断言はできないですが)まあ無いでしょうね。手元の手本でもこんな感じです。
ウカンムリ
その他のカンムリでも
途中でパーツとして使われても
ポケット ペン字字典の石川先生はまっすぐに近いんですが 他の手本では左側を開いてスペース作ってます。
前にも言いましたが、スペースができると大らかな印象になる。
締めるとシルエットが鋭角的でキツい感じになって、気のせいか心まで閉ざしてるように見えてしまう。
心もカンムリも大らかに開いちゃいましょう。
もう一つ
カンムリでは無いですが、同様にずっと書いてたのが「市」など。
これは開くというより、真っ直ぐっぽく書くことが多いようです。
引っ越しで2ヶ月まともに字書かなかったんでヨレヨレでした。
続けてやらないとダメだと再認識。
こっちのほうはしっかり締めていきます。